バイト先には夜勤のめちゃくちゃ仕事ができるお兄さんと、私が帰る時間方のシフトのおばあちゃんと最近入った若い女性がいる。昨日はそのお兄さんに、「髙橋さんっていつもここから学校まで直接行くんですか？」と聞かれたので、急いでたら直接行くかもですと答えたら、「じゃあ例えば生ものとかもらっても困りますよね？」と言われた。これは何かくれる流れだと察知したので、「あでも家によっても1分なので、家に寄ってから学校行ってますよ！」と言ったら案の定ソラマメをくれた。めっちゃ美味しそう。富山に来てからこんなに緑の野菜を食べていない気がする。
昔はものを貰った時には遠慮するのが美徳だと思っていて、粘りすぎて突き返したりしてしまったりとかなり可愛くない子供だったのだけど、大人になってからは素直に喜ぶのが礼儀だと分かった。それは逆に、自分がしたことで人が喜ぶことの喜びを知ったからである。
おばあちゃんには火曜日しか会わないのだけど、めちゃくちゃ可愛がってくれて昨日もお菓子をくれた。なんと新しく入ってきた女性をスカウトしたのはこのおばあちゃんで、元々サウナ仲間だったらしく聞いたとき面白過ぎて爆笑した。
去年の過去問も解き終わったので、授業で配布されているプリントを眺めていた。年金制度についてやっとわかってきてよかった。こういう概要的なことを復習しないと、枠組みができないまま授業が進んで詰むので。正直私も詰みかけていたが何とかなった。
美徳という言葉を久しぶりに使った。美徳は英語でvirtueという。
高校の時にデータベースという分厚い英単語長を配られて、これは3年間の友達ですと言われた。私は例文で英単語や文法を覚えるのだが、virtueの例文は、
"Remember, patience is virtue."（覚えておきなさい、我慢は美徳よ）だった。データベースの例文の中で一番格好いいフレーズなので気に入っている。
