10/16

 今日は先生の都合があったようで、急遽少しだけ早く帰れた。こうも甘やかされていると、来年から働くときに絶望しそう。残業が無い仕事なんてないと思う。少子化を恨むしかない。

 今日からまたピルを服用する。
 前回の服薬中は自分の考えが甘くて、何回か過食嘔吐をしてしまった。大体はすぐに吐いていたので良かったのだけど、一日だけピルを飲んでから吐いてしまった日があったので、休薬日を独断で一日増やした。愚か者過ぎる。
 高校から大学の2年生くらいは今よりも地獄だった。食べ過ぎる行為というのは、はたから見れば滑稽だと思う。だって私自身が拒食症の時に食べる行為をそう捉えていたし、他人の体型に関しても否定的だった。私は決してポジティブじゃないし悪口も不満も多いし、一生摂食障害に付きまとわれて生きていくのかもしれない。不安だ。ちゃんと痩せてた時期があったことが信じられない。たぶんこの先良い衣装を着る機会があっても、このままだと思う。それで皆優しいから許してくれて、そういうのに甘えている自分が情けない。美しくいる方が、そうでないことよりも良いのはたしかだ。

 少し前におばさんに摂食障害だったと話したら泣いてしまった。寂しかった?と聞かれたけど、構わないでほしかったこともたくさんあったし、寂しくていいからいじめないでほしかったかなと思った。こういう気持ちを口で言う前に泣いてしまうので何にも言えなかった。たぶん精神科にかかっても初診で号泣して何もないまま終わると思うので行く意味がない。この前予約が取れなくて良かった。そういえば大学の保健室のカウンセラー、下手だったな。

 今日はアルコール依存症の事例について学んだ。グループの人が、「夫がこうなったら離婚するな」と言っていた。アルコール依存症摂食障害は、依存先がアルコールか食べ物かの違いなだけだ。たしかに食べ物の依存なら暴力にはならないと思うけど、依存するものによってこんなに印象が違うのはどうかと思う。依存症で首を吊る人がどれだけいるのか、それがどんな苦しみなのかと考えてほしい。
 家族がとんでもなく辛い事態なことも理解している。だが当事者の辛さは誰にも分からないだろうなと思う。アルコール依存症の治療にはかなり厳しい禁酒をする必要がある。断酒会の参加者は本当にすごい。参加するだけでも本当に強い意志がある。摂食障害にも同じように過食を禁止するプログラムがあったとして、私は無理だ。あの衝動と戦うよりだったら自殺する方がよっぽど楽だと思う。
 精神科の先生が、F5(行動症候群)は結局本人次第だと言っていた。あなた次第だと言われるときつい。今までの自分の何が間違っていたのか今でも分からないし、自分以上に頑張っていた人なんて本当にいなかった。今でも周りのせいにしているし、私はもう一生消えない傷を負っているような気さえするのにどうして今こうなんだろう。それでも前よりだいぶ楽になって本当に良かった。あと少し頑張って普通になりたい。