まあまあ忙しかったけど、やることをメモっていたので忘れずに全部終わらせられた。よし☆
大学に着いたときはもう17時半で、（たぶん）北の空にとても細くて薄い銀色の飛行機雲が見えた。鶴岡にいた人間の中であの飛行機雲を見つけられたのは私だけなんじゃないかと思う。正面にある外灯を通り過ぎたら見えなくなって、私もあの飛行機雲にとって特別ではなくなった。本当に一瞬で見えなくなったので、もしかしたら龍だったのかもしれない。千と千尋の神隠しのことを少し考えた。
私が空を眺めるときは大体飛行機雲が見える。ただし一人だけの時だけど。皆もそうかもしれないね、空港も近いし。
研究室の3人で飲んだ。私は今日は家に帰ることにしていたのでノンアルにしたが、種類が多くて嬉しかった。皆卒業できていて嬉しい。この研究室で良かったと言ったが、これを二人に言うのはたぶん10回目くらいだと思う。お酒を飲まない分けっこう食べられたので、ラーメンも頼んでもりもり食べた。ゆっくり食べて良いよ！と二人が言ってくれたので子供みたいだったけど、お酒を飲まない分たくさん食べられて嬉しい。
夜にひなたちゃんと研究室でお喋りした。中学の時のことをたくさん話してくれて嬉しい。勉強の話になり、彼女がもとは数学が好きだった話をしてくれた。やっぱりひなたちゃんは地頭が良い。それなのにいつも適当でいて周りを翻弄して、それが反ってまた魅力的なのだ。私のこともなぜかよく褒めてくれる。容姿を褒めてくれる人が多くて素直に嬉しい。
